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3行ブックレビュー♪"mother earth”編

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今回のブックレビュー、テーマはずばり「mother earth」。
日頃読むのは圧倒的にフィクションだけど、たまには玄米のように
何十回も咀嚼して、、、的ながしっと読み応えある本も大好きなのです^^
以下、長文&マニアックなチョイスにつき関心ある方のみついてきてくださいませ。。。

先日311後1年を迎え、本棚整理してやはりキープしておきたい、と思ったジャンルが
地球、生命、新しい社会、というキーワードの本たち。
ではでは早速レビューまいりますっ。

★『ラジオ福島の300日』片瀬京子とラジオ福島 毎日新聞社

出版されて間もない、福島のコミュニティラジオ局の311以降の詳細な記録の書。
単に情報を”伝える”ということだけでなく、リスナーに、地域に”寄り添う”放送を続ける
ために自分たちができることとは?との問いを常に投げかけながら次第にネットを通じた
リスナーとの双方向の放送を開拓し、放送局とリスナーが固い信頼関係でつながれてゆく模様は
目がじわじわ潤んで文字がきちんと追えないくらいです。
わたしたちと同じように家族があり個人の生活がある中、放送を届ける人間としての志と使命感を
持った方々の渾身の日々の記録は、未だ収束していない福島の現状、そして尋常でない混乱と苦悩に
真っ正面から向き合った人々の生き様をリアリティをもって共有できる貴重な1冊だと感じます。
なんといってもわたし自身がラジオ大好き人間ということもあり、手に汗握って一気に読みました。



★『地球の法則と選ぶべき未来』ドネラ・H・メドウズ 枝廣淳子訳 ランダムハウス講談社

メドウズさんは科学者であり環境ジャーナリストという得難い才能を持った方。
この本は子どもにもわかるようなエッセイとして、でも本質はしっかりまとめられていて
これまで何度も再読してきました。
持続可能な世界への真の鍵を握っていることとして彼女はふたつ挙げています。
          ーーーーーー
ひとつ目は「真実を語ること」。
ふたつ目は「愛を持って行動すること」です。
「真実を語ること」声を上げて、繰り返し、穏やかに、しかし粘り強く語りましょう。
権力に対して真実を語るのです。
          ーーーーーー
先のラジオ福島が取られた行動はまさにこの項目に当てはまっているなあって思います。
ちなみに、10年くらい前に大ブームになった”世界がもし100人の村だったら”は
このメドウズさんによるお話が原型なのです。他『成長の限界と人類の選択』もすばらしい!

★『モモ』ミヒャエル・エンデ 大島かおり訳 岩波少年文庫

時を超えたベストセラーですが、読んだことない人もタイトルは聞いたことある1冊では。。
なぜこの本を「mother earth」に分類しているかというと読み返せば読み返すほど
このモモ、は児童文学の枠を超えた人類への(大げさですがそれくらいいいたい!)
強烈なメッセージ性が高い物語だから。
モモはある意味社会の変革者!なのです。本書は70年代後半に初版が出版されてますが、
時代は作者のエンデが警鐘をならし予言したとおりの流れに来ていて身につまされます。
エンデはいつも持続可能な世界の実現を視野に物語という手法で社会を変えたかったんだなあって。
今回は割愛したけど『エンデの遺言』も併せてぜひぜひおすすめしたい良書!!!デス。
時とともに風化する物語は数多くあれどエンデの感性は逆に今でも新鮮ささえ感じるほど。

            ・・・・・・・・・
一挙8冊と思ったけど、今回はどれも”3行”にまとめきれず(汗)読んでる皆さまも
疲れちゃうかと思ってとりあえず分割してまずはpart 1、お届けしました〜。

ちなみに『ラジオ福島の300日』のことは、まさにこの放送局に身内の方が勤務している
友人からいろいろ話を聞いていて、当時ust放送されていたときわたしもよくこのラジオに
耳を傾けていたのでした。そういうわけで、一人でも多くの方にこの本を届けたいと思ってます。
これからイエゴコチ文庫(仮称・・)にて随時貸し出しますのでリアル友のみなさま、
読んでみたい方は遠慮なく申し付けくださいね。

長くなりました。普段右脳稼働率98%くらいの比率で暮らしているので(笑)
理路整然とまとめる力の衰えに愕然としつつも我ながらアツク語ってしまいました^^;
ま、たまにはね〜。
ではではpart2はまた後日!
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by iegoccochi | 2012-03-26 20:34 | 読書の時間
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