カテゴリ:映画の時間( 3 )

life is ...

b0248135_859511.jpg

ここ最近、立て続けに映画を観ました。
ひとつは大好きなウッディ・アレンの『ミッドナイト・イン・パリ』。
彼の作品はコメディータッチだったり人間の心理をあぶり出す
シリアス風味だったりいろいろだけど、今回のは初期の頃の
『カイロの紫のバラ』みたいな、映画だからこそなしえる映像や設定の
憎いほどのマジックがたくさん散りばめられてるウッディ好きには
たまらないチャーミングな作品♪
主人公の台詞や喋り方、そして音楽もthis is ウッディ・アレン!で、
"らしさ"満載の夢心地な90分間でした。
ああ!映画って楽しい〜!ただただシンプルにすてきな夢にかけられたような。
フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、ピカソにダリに・・・
黄金時代の天才たちもわんさかで笑った。こんな出来事に遭遇できるなら
すぐにでも真夜中のパリに飛んでゆきたい。
やっぱり劇場で観てよかったなー。現実逃避しに(笑)また行きたいかも^^

一方、昨日試写会に誘ってもらって行って来たのは
ブラック・ブレッド』というスペイン映画。ウッディ・アレンの
軽妙なタッチとは真逆に人間の闇に深く深く切り込んだ、生きることに
真正面から向き合った長編作品でした。
少年が主人公なのだけどまっすぐでピュアな眼差しに映るのは
ずっと信じてきた人々のダークサイド。つい感情移入してこちらまで心折れそうに
なる場面もしばしばで、やるせない気持ちになったり感情が大きく
振れる瞬間も多々あったのだけど、でも最後に感じたのは
人間のホンモノの誇りや尊厳。それは皮肉なことに光だけを浴びてても
わからなくて気づけなくて、きっと光の裏にある闇から逃げずに
現実として受け止めたときはじめてあぶりだされる、というのかな・・・
うむ。抽象的だけど、映画の余韻を味わっていると最終的にそういう
ところにたどり着いたのですよね。わたしはね。
映画の背景となったスペインカタルーニャ州の小さな村で起こった事件、
なぜそうした事件が起こったのかーを含めスペインの光と影を厚みある
ストーリーと映像で体感させてもらいました。
b0248135_902675.jpg

人生って複雑なようで単純。単純なようで複雑。
たまたまこの1週間の間でそんな相対するふたつの映画をみて
イメージトリップを存分に楽しんだ感じです。

あ、写真は今の季節らしい一枚。昨日はフォトスタイリングのクラスで
いろいろまた学びましたー。ただ技術向上すればいいってことではないことが
通うたびにわかって奥深いっ。
[PR]
by iegoccochi | 2012-06-11 09:00 | 映画の時間

静と動。

b0248135_8283958.jpg

この季節の我が家のテーマカラーはラベンダー。
ベッドスプレッドやクッション、テーブルクロス(あ、これは
ラベンダーよりグレープ、な感じでちょいと濃いですが。)
を連休から替えてます♪

なのでお花もついついそういう薄いパープル系に手が伸びる〜。
これは先日のホームアートレッスン翌日のひとりお茶風景。
テーブルのお花、とても気に入ってじーっと眺めてにんまり^^
お花屋さんでこの花の名前教えてもらって二度繰り返しインプット
したと思ったのにお店を出て10歩歩くか歩かないかのうちに
完全に忘れてしまいました^^;我ながら自分の記憶力のなさに愕然。汗。。
まだ置いてあるのかなあ・・・。

気持ちのよい朝、でも土曜も出勤なのです。
だいぶこのペースには慣れたけど。。。

ところで備忘録として記します。ここ最近観てよかった映画。
『トースト』
『クレアモントホテル』
『ハッピー・ゴー・ラッキー』
『グッド・ハーブ』
どういうわけか大半がイギリス映画。グッドハーブはメキシコ、
だったかな?そう、いわゆる単館系作品につい惹かれてしまう。
どの作品も大事件が起こる的な起承転結はないけれど
日常にしみじみ沁み入るのですよ。こういう気持ちになれるのがすき。

映画館で昨年秋くらいにみた
『家族の庭』と『マーガレットと素敵な何か』は
最近DVDになったみたいでまた観ようかな。
マイク・リーは本当大好きな監督だし、『マーガレット・・』は
ソフィー・マルソーがチャーミングすぎです。

日頃ぱたぱた動きまくっているので静かに大好きな作家さんの
器を片手にお茶など頂きながら大好きな映画を観てるのは
至福のシアワセ〜。
静があっての動、動があっての静、だなって思う。

ではではよい週末を♪
[PR]
by iegoccochi | 2012-05-26 08:28 | 映画の時間

家族の庭

b0248135_224610.jpg

先月イギリス映画『家族の庭』を観てきました。
監督&脚本は社会派マイク・リー。
10年くらい前に『秘密と嘘』を観て以来この監督の大ファンに。

どの作品も"家族のつながり"がテーマの根底にあって、母と子の確執とか
人種のこととか労働階級家庭のやるせなさとか真っ正面から家族の暗部を
浮き彫りにしつつ再生のカタチを描いている方。

今回は黄昏時を迎えようとする仲のよい熟年夫婦とその家族や友人たちとの
交流が夫婦が借りているロンドン郊外の市民菜園の四季を織り交ぜながら
表現されていました。
リー監督作品にはいわゆる旬の俳優さんたちは一切出てきません。
皆さん、超演技派。だからそのリアリティったらものすごいです。

愛に満ちた熟年夫婦の穏やかな会話にほっこりしつつも
その夫婦宅に集う孤独を抱えた友人たちの哀しみや切なさが
痛くて痛くてしかたなかったり、家族に愛を上手く表現したいのに八つ当たり
するしかできない身内の面々にやるせなさと切なさを感じたりーもはや演技とは
思えぬ生々しい場面の数々に自分の感情もいつのまにか同化しておりました・・・。

read more...
[PR]
by iegoccochi | 2011-12-16 11:36 | 映画の時間